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> ならまち本屋めぐり
ならまちの本屋さんに行きたい、行きたい行きた~い!!
エルマガの11月号を見ながら、特に特集記事の
古書店と瓦屋根カフェの待つ、秋のならまちへ。」を読みながら、
今度の奈良行きの一番の目的はモネ展、でも、その後に時間が持てれば・・・と
機会を伺っていました。
ならまち本屋めぐり_b0008784_303149.jpg
ならまち文庫・ならまち工房のお向かいにいる秋田犬たち。
そして・・・午後3時~5時半の2時間半に4つのお店へ行くことができました。
・・・エルマガを手提げに入れて。



その1.朝倉文庫
ならまち本屋めぐり_b0008784_2312373.jpgまずは「もちいどのセンター街」に
ある朝倉文庫さん。
看板が本(帯付き!)を開いたカタチ。
左の写真でも分かると思うのですが
非常によく整頓されています。
パラフィン紙が丁寧に
ほどこされたものも多数ありました。
これを反映するように値段も
納得のものが付いていました。
品揃えは、奈良本・美術書・
幻想文学・三島由紀夫・唐十郎・
寺山修司・絶版文庫、そしてSFと
ミステリィが多めなのが印象的。
お店の前の均一台から福武文庫の
吉田知子著『飛鳥の風 持統女帝』
を150円で買いました。
* 朝倉文庫
奈良市光明院13 → Mapionで場所確認
10:00AM~7:00PM 木曜休


その2.十月書林
今度は、お店からあふれてきそうな本の山に、「古書の日」ポスターやなんかが
べたべた貼ってある十月書林さんへ。
その日は、重くなくて、できれば奈良に関する本を買おうと思っていたので、
文庫・新書が並べてあるコーナーを見ました。
何しろ本がたくさんあるので、全て見てまわれませんでした・・・!
ここでは定価(550円)の半額で、平凡カラー新書「土門拳☆古寺巡礼シリーズ」の
安東次男・上司海雲著『1.東大寺』と、清水公照・佐多稲子著『2.お水取り』を。
ならまち本屋めぐり_b0008784_2322586.jpg
* 十月書林
奈良市下御門町38 → Mapionで場所確認
11:00AM~7:30PM 不定休


その3.ならまち文庫&ならまち工房
ならまち本屋めぐり_b0008784_2563097.jpg元興寺へ行ってから、ならまち文庫・ならまち工房さんへ。
元興寺は「撮影禁止」とあったので
写真はアップしません(←え?)。
ならまち文庫さんは最近
リニューアルされた、ということを、
ナンダロウアヤシゲな日々」さんで
読んでいたのですが(04/11/20の記事)、なにぶん初めて行くので、
ちょっと楽しみにしていました
(新しいもの好きのわたし)
新しいし写真も展示してあって
オシャレ、でも本の数が少なめ?
奈良本・美術書・演劇本・児童書・
絶版文庫などが並んでいました。
ここのご主人が編集されているという「ぶらり奈良町」を手に取ってみました。
古いならまちの歴史が分かりやすく書いてあります。
山頭火もこの街を訪れたそう。他には芝居小屋のことや、映画のこととか。
結局、「賑・ならまち25」という地図(50円だったかしら?)を買いました。
その後、ならまち工房のいろんな手作り作品を売っているお店をのぞいたり、
2Fのバルコニーから、ならまちをざっと見たりしました。
ならまち本屋めぐり_b0008784_2122487.jpg

そして、おとなりは、古本も読める(というハナシの)カフェカナカナさん。
人もよく入っていました(とくに女の子が多かったかしら)。
・・・ところが、カフェでまったりしている時間はないので、写真だけ撮って次へ。
あたりには雪虫がフワフワと飛んでいました。
ならまち本屋めぐり_b0008784_22121731.jpg
* ならまち文庫・ならまち工房
奈良市公納堂町11
11:00AM~6:00PM 月曜休
* カナカナ
奈良市公納堂町13
11:00AM~8:00PM 月曜休
→ Mapionで場所確認


その4.酒仙堂
最後にたどりついたのが酒仙堂さん。
ビール瓶を入れる箱の上に置いてあるプラスチックケースに本が入っていて、
中へ入っていくと、土間にも本棚がありました。
いかにもおじさまな本がたくさんあります。それからチラシも。
奥から「いらっしゃい」の声と、楽しそうな話し声とラジオ音声が聞こえてきました。
「良かったらどうぞ、みなさんに楽しんでもらってるんで」という店主さんに
「そやで、ここから20世紀なんや」と言うお客さんはお酒が入っている様子。
「今流してるカセットな、昔ラジオで音楽番組入れたあと、ニュースも入ってるんや」
「さっき、ニクソンがどうとかこうとか、言っとったなぁ」
それから古本談義。いつの間にか、20世紀に入って話しているわたし(笑)。
スミマセン、待ち合わせしてるんでと辞して、
山藤章二さんのイラスト101点が入った、吉行淳之介著『贋食物誌』を200円で。
* 酒仙堂
奈良市薬師寺堂町32-2 → Mapionで場所確認
11:00AM~日没 土曜&日祝
 
ならまち本屋めぐり_b0008784_2394996.jpg
・・・こんな感じで、ちまちまと文庫や新書を買って、奈良土産にしました。
食べ物の奈良土産は、また本館で!

エルマガに掲載されている地図を見ながら、あれこれ行く算段はつけていたのですが、
どうも方向音痴でたどりつけませんでした。それに、たった2時間半でしたから・・・
たとえば最初に猿沢池に最も近そうなオリヅル社へ行こうとしたのですが、
なにせ細い路地が入り組んでいるので、迷子に。
じゃ、帰りに行こうと思ったのですが、時間切れでした。また、次回に!
by chubb3 | 2004-11-27 02:36 | 本のお店・館

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